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映画のコーナー |
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ジャン=ジャック・ベネックスの「ディーバ」(1981年)「ベティブルー」でおなじみのジャン=ジャック・ベネックス監督のデビュー作。 ディーバとは、歌姫のこと。最近は、女性シンガーを紹介する際に、「ディーバ」という表現がされることがありますが、日本で「ディーバ」という言葉が用いられたのは、この映画が最初(1981年)。 最近見たものではないのですが、映画とデザインの関係を考えるとどうしても紹介しておきたい作品です。画像がとても美しい(光と影の扱いがとても上手)。音楽と画像の関係もgood(オペラが好きになります)。今から四半世紀前(この表現も古い!)の映画とは思えないぐらい、新鮮さを保ち続けています。 その個人の存在を表現する一つの方法として、その人の好きなものを順番に並べていくというやり方があります。もちろん、順番には配慮が必要です。そこに、ストーリー性を持たせていくと、この順番はかなり整理することができます。この映画は、そうした個人の美意識よって成り立っています。 一つとして配慮の欠けた絵はありません。そうした彼の完璧主義が、もっとも成功した映画なのではないでしょうか。 色と場面/感情表現の関係もわかりやすい(青と黄色、赤と黒等)。インテリアもとても斬新。どこを切り取っても、監督の意思が感じられ、デザインコントロールされている作品だと思います
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