◆マルチェロ・ガンディーニ略歴
マルチェロ・ガンディーニ(Marcello
Gandini/1938年8月26日 〜 )
1938年8月26日、マルチェロ・ガンディーニは、交響楽団の指揮者マルコ・ガンディーニの息子としてトリノで生まれる。
1950年代後半から1960年代初めに、マルチェロ・ガンディーニはトリノを拠点にフリーランスのデザイナーとして、プロダクトデザインや別荘のデザイン、ナイトクラブのインテリア、イラストデザイン等にかかわる。
1965年11月、マルチェロ・ガンディーニは、カロッツェリア(車のボディをデザインしたり製造する会社)であるベルトーネ社に、同業のギア社に移籍するチーフデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロの後任として招かれ、ランボルギーニ・ミウラをデザインする。
ベルトーネ在籍時のマルチェロ・ガンディーニは、1966年から1979年まで、すべての設計コンセプトにおいて、人々を驚かす奇抜なデザインを生み出し、そのコンセプトは、後に生産モデルに反映された。例えば、コンセプトカーであるジャガーFTが、量産品であるBMW5シリーズに影響を与えたように。
1979年7月、マルチェロ・ガンディーニはベルトーネ社から独立し、再びフリーランスのデザイナーとなる。ベルトーネ社での最後のデザインは、シトロエンBX(1982年発表)。独立後、最初の5年間はルノーとの独占契約をし、ルノー5(シュペールサンク)、ルノー25、アルピーヌV6ターボなどをデザインしている。
ルノーとの契約終了後は、デ・トマソ・パンテラなどをデザインしている。
マルチェロ・ガンディーニがデザインした車
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