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●チャールズ・イームズの椅子の紹介ページはこちら 1.サイドシェルチェア・DCW・LCW 2.アームシェルチェア・ラウンジチェア他
チャールズ・イームズは、現代のデザインを語る上で欠かすことの出来ない存在です。近代から現代への変わり目の時代、新素材である金属やプラスチック、プライウッドを合理的に、なおかつ美しくデザインし、その存在価値を高めています。 また、自ら制作した映像にあるように、大きな視点を持って人間を見ていたチャールズ・イームズの作品は、見ている者(使っている者)を心豊かにしてくれるデザインだと思います。
(R) Eames are registered trademarks of Eames office.
(イームズ・デザイン展公式サイトから)
チャールズ・イームズは1907年ミズーリ州のセント・ルイスにて生まれた。彼はその地で教育を受け、工学と建築に対する興味を持ち、ワシントン大学に2年在学するが、フランク・ロイド・ライトを擁護したために退学になり、建築事務所で働くようになる。 1929年、最初の妻キャスリン・ヴォーマンと結婚し(1941年に離婚)、一年後に生涯でただ一人の子供となる娘ルシアをもうける。 1930年、自らの建築事務所を設立するが、不況の為、存続せず、そういった生活に区切りをつけるべくチャールズ・イームズは一時期をメキシコで過ごした。そして再びセント・ルイスに戻り、建築に彼のデザイン的な発想を取り入れはじめると共に、ミシガン州のクランブルック・アカデミー・オブ・アートの特別研究員としてのポジションを得、徐々にそのデザイン部門のトップになりつつあった。 レイ・カイザーは、ミッド・センチュリーの後半期にあたる頃カリフォルニア州のサクラメント市に生まれた。ニューヨークにてハンス・ホフマンのもとで絵画を師事した後、クランブルック・アカデミーにてチャールズ・イームズとエーロ・サーリネンに出合う。彼らがニューヨーク近代美術館で「オーガニック・ファニチャー・コンペティション」の為にデザインを準備するのを手助けした。彼らの成型合板による複合的な曲線をもつデザインは二分野で入賞した。
東京上野の近代美術館で、チャールズ&レイ・イームズ展を見てきた。60〜70年代のアメリカの良き時代のデザインと言うことができようか。今はもっと制約が多いかもしれない...いや、昨今の「何でもあり」の建築現場を見ていると、そうも言えないような気がしてくるが...。
そのころのチャールズ・イームズのオフィスの仕事ぶりは、どうやら以前私が勤めていた会社の状態と同じようだった。まあ、それはわかるような気がする。 なぜなら、チャールズ・イームズの考え方や仕事の進め方にとても共感できたからだ。 ただ、最初のビデオのように、そつなく質問に答えられるかどうか...彼の受け答えには、自信が溢れている。様々な経験を経てきたことと、後はやっぱり「いい国のいい時代」を過ごすことができたのだと思う。 そう考えると「何でもあり」の建築ができてしまう日本は、そんなに悪い時代とはいえないのかもしれない。
それは、つまり...デザインされていないということかもしれないが。
LCW
1945年、すべてのパーツがプライウッドで作られたラウンジチェア。1940年、MoMAのコンペのために発表したプライウッドチェアの技術を元に製作。
DCW
1945年、LCWと共に製作。構成する5つのパーツはショックマウントと呼ばれるゴム製のクッションを挟んで組み立てられ、程よい弾性を持つ。
LCM
1946年、プライウッドの技術とスチールロッドを組み合わせた多量生産できる椅子。1946年にMoMAで開催された個展で絶賛を浴びる。
DCM
1946年、LCM同様、プライウッドの技術とスチールロッドを組み合わせた。セールス的にも成功し、1951年まで月平均2000脚以上生産。
Shell Chair / Side Chair(DSR)
1950年、1948年のMoMAが開催したローコスト家具デザイン国際コンペのためのデザイン。様々なシェルの色と脚のバリエーションが作られた。
Shell Chair / Armchair(DAR)
1950年、これも1948年のローコスト家具デザイン国際コンペのためにデザイン。これは通称「エッフェルベース」と呼ばれている脚。
Shell Chair / Armchair(RAR)
1950年、これも1948年のローコスト家具デザイン国際コンペのためにデザイン。
Wire Chair(DKR.2)
1951年、ワイヤーメッシュチェアにシートパッドとシートを付け、その形状から「ビキニ」と呼ばれているモデル。
Walnut Stool(413)
1960年、 ニューヨークにあるタイムライフビルのロビーのためにデザインされたスツール。レイがメインにデザインを担当したと云われている。
Eames Chaise
1968年、イームズの友人である映画監督、ビリー・ワイルダーの為にデザイン。腕組みをしなければ横になれないほど極端に幅を狭く設計した仮眠用の寝椅子。
Lounge Chair & Ottoman
1956年、これもビリーワイルダーの誕生日に贈った椅子。「使い込まれた野球のグローブのように、優しく包み込んでくれるような椅子」が開発コンセプト。
La Chaise
イームズの遺産、歴史、思想。そのすべてが凝縮されたラ・シェーズは、レイが生前一番好きだった椅子として有名。
Wire-Base Table LTRT
彼ら自身が使用する目的でデザイン。イサム・ノグチを自宅に招き、このテーブルですき焼きをを振舞ったエピソードを持つ。
Plywood Folding Screen
プライウッドシリーズの作品の中でも初期の作品。U字型に成型されたプライウッドのセクションをコットンキャンバスのヒンジで接続させたスクリーン。
Children's Chair
1945年にイームズがデザインした、子供用椅子です。1946年から47年の間に5000脚のみ販売された、幻のコレクターズアイテムの復刻。
Plywood Elephant
1945年、当時2つだけ制作されたプロトタイプは、その後ニューヨーク近代美術館(MoMA)で展示され、現在はそのうちのひとつをイームズファミリーが所有。
Hang-It-All
40年代半ば頃、孫ができたことから、子供向けのチェア、テーブル、ブロックなどのおもちゃなどをデザイン。このハンガーラックもその一連の作品。
Aluminum Chair (miniature)
ヴィトラ・デザイン・ミュージアム「100 Chairs」の1/6サイズのミニチュアコレクション。他に「DCW 」「RAR 」「LCM 」「DKR Wire Chair 」「La Chaise 」「Lounge Chair and Ottoman 」「DSW 」「LCW 」。
ヤマギワ:シェルチェア、ラウンジチェア等の椅子や小物を中心に40点程。
センプレ:シェルチェア等5点。
hhstyle:シェルチェア、ラウンジチェア等、椅子・小物を中心に60点程。
MoMA:DCM、シェルチェア等椅子を中心に30点程。
モダン・レトロ―ミッドセンチュリー・モダンと暮らす
チャールズ・イームズ、ヤコブセン、アールトといった巨匠のデザインとコンテンポラリーデザインを組み合わせるスタイルの提案。
イームズ時代の家具の本―ミッドセンチュリーの名作から無銘品まで全265作品エイムック (414)
チャールズ&レイ・イームズを中心とする様々な才能による家具をカラーで紹介している。
Charles and Ray Eames
チャールズ・イームズとレイ・イームズが手がけた仕事を紹介しています。
Eames Design : The Work of the Office of Charles and Ray Eames
チャールズ・イームズとレイ・イームズが手がけた仕事を徹底分析してまとめた本です。
EAMES FILMS:チャールズ&レイ・イームズの映像世界
映像作家としても有名なチャールズ&レイ・イームズ夫妻が作り上げた短編映像代表的6作品を選定したもの。
イームズ・デザイン展公式サイト
2002年1月27日まで、大阪のサントリーミュージアム天保山開かれているチャールズ&レイ・イームズ・デザイン展の公式サイトです。
イームズ・デザイン展レビュー
ジャパン・デザイン・ネットによる、チャールズ&レイ・イームズ・デザイン展のレビューです。
Eames Office
dedicated to communicating, preserving, and extending the work and legacy of Charles and Ray Eames. Includes some products for sale.
Work of Charles & Ray Eames, The: A Legacy of Invention
Library of Congress exhibition touring New York, Saint Louis, and Los Angeles through September 2000.
Demetrios, Eames
filmmaker, multimedia maker, author, director of the Eames Office, and grandson of Charles and Ray Eames.
from the Herman Miller designers biography series.
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